お風呂のドアの鍵は何のため？

お風呂の入り口ドアに鍵がついていますが、

あれはいったい何のためでしょうか。

私は自分が女性なので、

とっさに誰かが間違えて入ってこないようにするためだと

思い込んで今いました。

もちろんそれもあると思います。

でも、トイレの鍵と比べても、

とても簡単に開くようになっていると思いませんか？？

小さなお子様がいらっしゃるご家庭では特に要注意です。

お風呂ってフタをすればかくれんぼするのにピッタリ。

それでなくても、よちよち歩く小さなお子様がのぞきこめば、

頭が重いためにすぐに落ち込んでしまうでしょう。

その時、もしお湯が少しでも残っていたらどうですか？

ぞっとしますね。

5cmの水深でも人は溺れてしまうと聞きます。

また、温度設定によっては60℃くらいのお湯が出ます。

洗面所やキッチンの水栓には手が届かないお子様も、

お風呂の水栓はたいてい低い位置についているので、

1人でお湯を出すことができます。

万が一にもそういったものに触らないようにするためです。

年ごろの娘さんのお風呂を間違って開けないためというよりは、

小さなお子様が不必要にお風呂に入らないようにするためについています。

だから、外からも開閉できる簡単なロックになっているし、

大人の顔位の高さについているのです。

お風呂のお湯を洗濯物や花木の水やりに使うかたもいらっしゃいます。

また、震災や渇水などの断水で不便された方は、

万が一の時トイレを流すなどに使うために、

次にお風呂に入るときまでお湯を残すケースもあるようです。

追炊き機能があるため、もう一度お湯を使う方もいらっしゃいますね。

お湯を残す方で小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、

防げる事故を起こさないために、

お風呂のロックをぜひ活用してくださいね。