ラン活中の方に!池田屋のランドセル6年目の使用感レポ
ラン活とは・・・ランドセル購買活動。
小学校入学を控えた時期の親子が、ランドセルどれにしようかしら~、あっちもいいわね~、こっちはどう!?と悩んで、最終的に、本人もしくは親の納得するものにたどり着くまでの長い長い旅のような活動のこと。
ショッピングセンターやデパートに並んでいるものとか、大々的にCMしているものだけがランドセルだと思っていましたが、子どもが年長さんの時にそうでないことを知りました。
土屋鞄!?池田屋!?なにそれ!
大量生産もCMもしてないけど、全国を行脚している展示会に出かけて買うという方法もあるんだって!!知らなかった~!と、そのころびっくりしたものです。
我が子のころは展示会で買う二大巨頭がそのふたつのメーカーでした。
今年はコロナの影響で実際に背負ってみる機会が少ない
今年は、展示会が中止や延期になって、展示会でしか現物を見られないメーカーの物は、なかなか背負う機会がありません。池田屋のランドセルが気になるんだけど、現物見られないのは不安だなぁという方、今年6年生と3年生になる息子のランドセルをお見せします。
我が家が選んだのは池田屋です。池田屋のランドセル、はっきり言ってオススメです。
理由は忘れましたが、当時、私は土屋鞄にはカタログ請求などもせず、池田屋一択でした。我が家の男子には洒落すぎかな?と思ったのかな…。
6年目でも変形無し、いたみ無しです
向かって左の青いステッチが6年目のランドセル。まだまだ変形もせず、ベルトも全然傷んでいないし、きれいなものです。
肩ベルトがギボシというテルテル坊主の頭のような形のもので止められています。洋服のベルトのように針のようなものを穴に通して調節するのではありません。針みたいな形の金具は危ないから不採用だそうです。
一つ穴のロックがいい!
ロックは普通穴が3つくらいあって、荷物量に応じて穴を選んで、荷物が多い時はここ、荷物が少なくてキュっと閉めたいときはここ、という風に選ぶものがほとんどです。
池田屋は穴は一つ。荷物量によって横のひっかかりが、ちょうどいい加減のところに引っ掛かります。あとはロックを回すだけ。しめるときに毎回ロック側をのぞき込まなくても適当にカブセ(ランドセルのふた部)をポイっとすればいいかんじで閉まります。ラク!
※ブスっと刺せば閉まるオートロックと呼ばれるタイプはやめた方がいいです。長男曰く、ロックが壊れて、開かない、もしくは閉まらないといってる友達を何度か見かけたそうです。
首元に金属製のひっかけをつけていない
ランドセルを机の横に掛ける人のために、金属製のひっかけがついているものがほとんどです。展示会で聞いた話ですが、ここに金属製の硬い金具があると、もし事故にあったときに首に影響をあたる可能性があるのでロープにしているとのことでした。
2020年度入学生分から、手で下げるときに持ちやすいように革製の持ち手が追加されて、さらに便利になっています。
安全のことをとにかく考えている
キーホルダーを付けられるパーツがランドセルの側面についています。週末には給食エプロンなんかをここにぶら下げて、楽しそうに帰る子も見かけますが、学校からは危険なのでここには何もつるさないようにと言われています。
もしつるしていて、車道を走る車に引っ掛かると、引きずられる危険があるからです。
もし、引っ掛かってしまい、引きずられそうになったら。
池田屋のランドセルはこのパーツが自然と外れるようになっています。ホント素敵。引きずられるなんて想像しただけでおぞましいですもん。
牛皮とクラリーノ(合皮)のハイブリッド構造!
牛皮が丈夫でいいけど、重い。合皮は軽くて水に強いけど本物の風合いには勝てない?
これは初めほんとに悩みました。本革が一番!でも重いのを一年生が背負うのは見てられない。そんな時に、池田屋のハイブリッド構造を知りました。
ベルトは丈夫でなければいけないから、表面は本革。ベルト内側は汗で傷まないように防水合皮。カブセ(ふた)内側は防水のために合皮。それが全種類共通のハイブリッド構造です。
カブセの表面と側面は、お好みで皮タイプもクラリーノタイプも選べるようになっています。私は、現物を見たとき、本革とクラリーノの違いを見抜けないほどよくできていたので、軽いクラリーノタイプにしました。
シンプル過ぎて娘が気に入ってくれないという方に
かわいいランドセルって、刺繍がたくさんしてあることが多いです。
池田屋のランドセルには縫うため以外の縫い目が入っていないのには理由があります。どんなに防水加工をしても、刺繍した糸を伝って水が入りやすくなるからです。なので極めてシンプルです。
どうしても刺繍してあるのがいいという方のために、ランドセル用に開発したかわいい刺繍シールも池田屋HPで販売されています。特に女の子は1年生の時の好みが6年生になっても変わらないということはあまりないので、刺繍シールなら嫌になったときにはがせますし、自分だけのランドセルをカスタマイズできるのでいいのではないでしょうか。
あと、暗い夜道で光る反射材は装着されていませんが、必要になったら貼れるように購入時にシールタイプのものが添付されています。暗い夜道を帰るシチュエーションがなかなかないので、我が家ではいまだにつけずにいます。必要ならその時になってつける。必要でないものまで初めにつけては売らないというスタンスが私は好きです。
語りだせばきりがない
ここに時間割表を入れるビニールポケットがないのはかなりいいです。劣化して破れてきたりして汚くなるより、いっそない方がいい。実際子どもはここに時間割表なくても、学校行けば貼ってあるし、家なら机に敷いてあるし、困らないと言っていました。
お手入れなんてしたことない。浸水してきたこともない。これが事実です。
カタログ請求もできますが、ネットでもよくわかる
在庫切れにならないかが心配ですね。高松の展示会は残念ながらもう終わっています。
長男が購入するときは、岡山県では10月に展示会がありました。(私はそのころ岡山に住んでいました。)今年も春のみならず、秋にも行われるといいのですが…。
ラン活は年々開始時期が早まっているので、焦ると思います。特に生産数が少ないものを狙っている方は、現物を見ず見切り発車でネット注文すべきか、展示会を待つべきか、と。我が家では長男の時は展示会に行きましたが、次男の時は、本人も家族もお兄ちゃんと一緒でいいよね、ということで本体やステッチの色だけ本人に選んでもらって6月にさっさと注文しました。お正月ごろに届けばいいかなと思っていたら、10日で届いたので、結構邪魔になったといういい思い出があります。
現物は背負っていないけど、池田屋のランドセルを注文しようと思っている方がいたら、どうぞ安心して注文してくださいと、熱く背中をプッシュしたいです。
池田屋のホームページはこちら
池田屋ランドセルの動画はこちら
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